M&A支援業者の選定【その1】
2016年8月、当社が約1年半運営した訪問看護ステーションを売却することを決意しました。
ですが、M&Aに関して知っているのは用語だけ。
経験はおろか知識さえもなかったわたしは、まずは情報収集から開始しました。
すると間もなく分かったのが、少額の取引を支援する業者は少ないという事でした。
取引額が2千万円未満となると、取り扱ってくれる業者はぐーんと減ります。
黒字経営ではありましたが、なんせ運営してまだ1年半の物件。
高値が付けられるわけがありませんでした。
そしてまず最初に見積もりの依頼を掛けたのがM&A業者A。
たしかDMで知ったのがきっかけでした。
こちらの業者、商号は立派でしたがおそらく一人で運営しているようでした。
なかなか横柄な態度の男。もうそれだけでうさん臭く感じていたのですが、
譲渡金額の概算を出してもらったら、その金額には落胆しました。
たったの400万円。
しょぼくれた私は、早々に次の業者探しをしました。