事業譲渡金額の設定
事業又は法人を売却するにあたっては、
勿論その譲渡金額を設定することが必要となります。
今回わたしは訪問看護ステーションの事業譲渡をした訳ですが、
当初、無知なわたしはオークションの様な形式で金額が決められていくのだ
と予想していました。
ところが、実際はそれとは異なり、
売り上げの推移、保有する資産価値などからM&A業者に最初に設定された
その金額は、以降変化をすることはありませんでした。
と言うのも、実は譲渡先を選定している間にも、売り上げはおかげさまで
右肩上がりの上昇をみせていました。
ところが、譲渡金額が途中で値上がりをすることは愚か、複数の希望者
が現れても競り合わせる様なことはありませんでした。
ただし、これは各M&A業者B によるに手法であり、他社はまた異なる手法
となるかもしれませんが。
また、訪問看護事業の場合、
看護師の資産価値が金額の大半を占めるため、必然的に看護師が多ければ
多いほど譲渡金額も高値となります。
非常勤者よりも常勤者の方が高値であり、管理者となるとさらに高値となります。
その結果、私は担当者Hに推奨された金額は、一つの条件付きによる金額でした。
それは、譲渡までにどんなトラブルが生じても動かぬ
1千5百万円。
つまり、譲渡前に
「看護師が退職してしまった。」「売り上げが下がってしまった。」
などの予期せぬ事態が生じたとしても、その金額に対し先方からの値下げ交渉
を受け入れない。という条件を付加させたのでした。
が、しかし、、、、、、、
M&A業者B による口車に乗せられたと知ったのは、
最悪の自体が起きてからだったのです。
後につづく。。。。。